夏木立（なつこだち）

俳句の季語に『夏木立』というのがありますが、木々がうっそうと青葉を茂らせた山は

今まさにその風情です。春先に竹の子を掘ったあたりへ行ってみると、そんな山奥でもないのに

うっそうとした青葉は何だか怖いくらいで、それ以上奥へは行けませんでした。

『　動く葉も　　なくておそろし　　夏木立　』　　蕪村の句をふと思い出しました。