カナダの花　�B

これは私たちが見慣れた林檎の花、少女がポッと頬を染めたような薄紅色の花が可愛いこと。

藤村の『まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき…』の詩が浮かんできました。

グリーンゲイブルスにもモンゴメリに生家にもこの木はありました。

アンが地下室から冬林檎をとって来てマシュウと食べる場面を思い出しました。

初夏かと思って行った６月のプリンスエドワード島は春の初めでした。ここは冬は−３０℃にもなり

雪も4ｍ近く積もるとか・・・春を待ちわびた植物が一斉に花を咲かせて島中が歓びに溢れていました。

アンの自慢の島は美しさに満ちています。